バスルームの排水管が床下でどのようにつながっているか?ご存じでしょうか?
今回は、バスルームの排水管について、その構造を見てみましょう。
排水管の構造
- A・・・・・・バスルームの排水口(Floor Trap)
バスルームの床にある排水口、中を覗くと水が溜まっている穴です(コンドミニアムによってはシャワールームの排水口がここに当たる場合もあり)。 - B・・・・・・便器の排水管
便器につながる管です。便器自体が水が溜まり汚臭などを防ぐ役割があるため、この排水管はトラップなしで真っすぐにつながっています。 - C・・・・・・洗面台もしくはシャワーの排水管
フロアトラップ(Aの排水口)に流れ落ちるような構造。洗面台の水を使うと床に水の音がするのは、ここから流れ落ちる水がDにたまっている水に落ちる音。 - D・・・・・・トラップ部分
ここに水があり、汚臭ガスなどをブロックしています。
ここの水が長年入れ替えなしだと、臭いがしてくる場合あり。
深刻な便器の詰まりについて
便器の詰まりも、2種類あり写真の黄色丸部分より奥の排水管に詰まりが生じた場合には、特殊な機械を持つ専門業者でないと詰まり解消は不可能です。
判断方法は、Aの穴を覗いて確認。
そちらにトイレットペーパーや排泄物が逆流している場合が、その可能性あり。
通常のハンディマンレベルでは、対応できませんし、一時的に詰まり解消してもすぐに元に戻る可能性が高いので、ご注意ください。
排水管詰まりを起こさないコツのひとつは、十分な水を流すことです。
また、排水口の水が溜まっている箇所の詰まりは中のものを丹念に取り除いて、絶対に奥に押し流さないことです。
水の流れが遅く感じた時には、要注意です。
お住い不具合相談・修理
お住い不具合相談・修理
修理の最低請負料金=140ドル(諸条件により加算)
修理作業なし、ご相談のみの出張=90ドル(セントーサ島やTuas地区は、1回につき別途費用+90ドル)
ビデオコールでのご相談(30ドル 前金)
バスルームの詰まりご依頼には、成功しなかった場合も、90ドルの出張費がかかります。