シンガポールのコンドミニアムは、「それが当たり前」くらいの気持ちでいると、気が楽だと思えるくらいに、不具合箇所が見つかります。
見た目重視の内装デザインによるもの、住むことのないワーカーが実際の現場施工を担当することにもよるものだとも思えます。
一例として、呆れてしまうのは、排水口の造りがきちんとしていないのみならず、施工時の廃材を捨てて、それが排水の詰まりを生じている/天井には廃材だけでなく新聞紙、驚いたことにバケツまでも置き捨てられていたというような、日本人としては考えられないことも普通にあるのが、こちらの住居です。
さて、そういう住居で不具合を見つけるには五感を活かさなければなりません。
特に臭覚・視覚・聴覚は、大事なところです。
匂い
ゴミ臭・下水臭・カビ臭など、匂いを感じたら、要注意です。
よくあるのは、バスルームの下水の匂い、キッチンシンク下のカビくさい匂いです。
それぞれに原因があるはずです。
トップの写真は裏側の排水管に亀裂を見つけた一例です。
見た目
天井などにシミやカビを見つけたら、要注意です。
よくあるのは、バスルームの天井のシミ/シンクや洗面台下のカビです。
水漏れの可能性があります。
異音
変な音がする時には、何か原因があるはずです。
水を流した時止めた時、温水スイッチをONにした時、冷蔵庫の異常に大きな稼働音。
近年の水周りには、減水部品が組み込まれていますが、それが原因のこともあります。
勘も馬鹿にできない
実は、人間の勘というのも馬鹿にできませんので、何かしら違和感を覚えることがありましたら、まずはその違和感がどこから生じているものか?考えてみましょう。
弊社は新居チェック時以外も、ご依頼がありましたらチェックに伺います。
また、エコウォッシャーなど弊社から商品をご購入設置の際に、「何か気になることはありますか?」とお声がけするようにしていますので、何かございましたら、ご相談ください(この時に、さっとみられる範囲は無料)。
ご相談ください。
現場に行かないご相談は、有料のビデオコールにてお請けしております。
ビデオコールの実績例:浄水器設置の方法/便器のフラッシュの不具合/便器のタンクの開け方/エコウォッシャー設置可否判断/蛇口のがたつき/ブレーカー遮断/水の元栓の締め方 など、ご準備いただくことで20分でもかなりの説明が可能です。