先日、浄水器設置時にご質問をいただきましたのが、蛇口ご利用時の注意点/シングルレバーの位置確認です。
浄水器を使用していない方(洗面台蛇口では浄水器を使用していない方が多数のはず)も多いと思いますが、特にそういうご家庭の方こそ、要注意です。
皆さんがご利用されている蛇口のレバーは、きちんとした位置になっているでしょうか?
単に使いやすいからと、使い勝手のよい位置で使用していませんか?
シンガポールの蛇口の主流はシングルレバー混合水栓
最近の建築されたコンドミニアムでは、キッチンも洗面台も、たいていはシングルレバー混合水栓が設置されています。
*シングルレバー混合水栓とは、レバーがひとつ、それを左右することで、水とお湯に切り替えができるもの
レバーの位置によって、水とお湯を適度に混ぜ合わせて、温度調整が可能となります。
*〇動いていい箇所、X動いてはいけない箇所も合わせて確認!
100%水の方にレバー動かして使用する理由
シンガポールのコンドミニアムの多くは、天井裏にタンクを備えた電気ヒーターが設置されています。
電気ヒーターのタンク内には、常に水が貯まっている状態です。
このタンク内は、経年劣化による腐食があることも多く、お料理や飲料水としては好ましくない状態です。
例えるならば、錆びた缶に長期入った水を想像してください。
シングルレバーの位置を少しでもお湯がでるポジションいしておくと、その水(お湯)を飲食に使用してしまいます。
電気ヒーターのスイッチをONにしていない時には、蛇口から出ているのは全て水となりますので、このことに気がついていない方も多くいらっしゃいます。
浄水器設置に伺った時も、ずっと気がついてなく、レバーを100%お湯の方にして使用されていました方がいらっしゃいました(ずっと電気ヒーターのタンク内の水を飲食に使用)。
余談ですが、浄水器をご利用の方も、(電気ヒータータンク内の錆びが流れ出ることによって)浄水カートリッジの寿命が短くなります。
間違いのないようにするために
1回電気ヒーターのスイッチをONにして、レバーのどちら側からお湯が出るか?確認。
確認できたら、その反対側に完全にレバーをもっていき、使用してください。
施工がいい加減なケースもありますので、特にリノベーション工事が行われている古い物件では、お湯・水の蛇口のマークを信用しないことも大切です。
皆さんのご家庭でも一度、ご確認してみてください。
安心して水を飲むために、浄水器設置はいかがでしょうか?
浄水器(クリンスイ)のお問い合わせはこちら