シンガポールでの日常生活に大切な脚立なのは、住み始めるとすぐに気がつくことです。
脚立が必要な理由
何故脚立が日々の生活に必要なのでしょうか?
シンガポールの住宅は天井が高い
シンガポールの住宅は天井が高いため、カーテンや電球の取り替えにしても、梯子がないと作業ができません。
お掃除をするにしても(バスルームなどの天井板のカビなど早めの対処必要なところあり)、脚立がないと、手の届かないところがどうしても出てきます。
怪我をしないため
「脚立がないから、椅子で代用している。手の届かないところは、テーブルに乗っている」と言う方もいらしゃいます。
ただ、それらは人が上に立って作業をする目的の物ではありませんので、体重の負荷に耐えることができません。
落下の可能性もありますので、注意してください。
特にシンガポールは、大理石やタイルの床が通常です(ウッドフローリングも日本とは異なり、そのフローリングの下はコンクリート素材)ので、かなり固いものです。
よって、落下=怪我ということになります。
また、高さが十分でなく手探りの作業では、電球の入替えなどで電気配線などに触れる危険もあります。
脚立を選ぶ
脚立は十分な高さのものを入手
作業をする時に、一番上に立つことなく目的が果たせる十分な高さのものを入手しましょう。
一番上に立っての作業は、バランスを崩すと落下の可能性があり、ひじょうに危険です。
梯子の途中に立って作業ができる十分な高さのものを購入しましょう。
小さい脚立は買わない
ほんの踏み台にしかならない脚立を購入されている方がいらっしゃいます。
人間横着なもので、持っているとどうしても、これでいいやと使ってしまいます。
敢えて不必要な脚立は買わず、必要な高さのものを入手しましょう。
ご利用・保管時の注意
ご利用時には2人以上で
どんなに気をつけていても、落下事故は100%防げるものではありません。
どなたかご家族がお家にいる時間に梯子を利用しましょう。
怪我をした時なども、早急に対処できますので。
一番上に乗らないこと
繰り返しになりますが、梯子の一番上に乗っての作業は危険です。梯子の途中までのぼっての作業をするように。
バランスを崩して落下する可能性がありますので、注意してください。
梯子の保管場所に注意
梯子はお家の中に保管、もしドアの外に置いておく場合にはチェーンをかけて盗難されないようにしましょう。
コンドミニアムは、意外にも色々な人が出入りします。
ドアの外にそのまま梯子を置いておき、盗難にあうケースもあります。
お子さんがいらっしゃるご家庭では、脚立で遊ばないように注意して保管。
無理をしないこと・事故に気をつけること
安全第一です。
脚立を利用する時は、「もう少しで手が届くから」など無理をして作業をしないでください。
特に天井裏を見られる場合には、電気配線があり(けっこう見えないところの工事はいい加減です)、危険なこともあります。
何があるかわからず、届かないところには、無理をして手を伸ばさないことが肝心です。
窓の近くで梯子を使う時も注意が必要です。高層階からの窓枠の落下は大事故にもつながりかねません。
バルコニーでの梯子のご利用も、バランスを崩すとご本人がその階から下へ落ちることもあり得ます。
また、お子さんのご利用は避けたほうが無難です。