「水道を使っていないのに、水が流れる音がずっとしていて、気持ちが悪いのですが」というご相談を、別の工事で訪れたお客様からいただきました。
確かにキッチンでちょろちょろという、エアコンの排水にしては大きな音が聞こえ続けていました。
床の排水口の中を見ると、エアコンの排水とは異なる細い排水管からちょろちょろと止まらずに、水が流れ落ちています。
穴を指で塞いでみたところ、かなりの圧で水が出ていることが判明。
電気ヒーターのバルブの不具合
この時には、屋根裏の配水管をチェックした結果、屋根裏の電気ヒーターの減圧バルブが原因であることを突き止めました。
屋根裏にある電気ヒーターには、
- 水=タンクに入る注水パイプ。
- 排水=水の配水管からバルブを介して分岐、排水口まで続く排水パイプ。
- お湯=タンクから出るパイプ。
この3つのパイプが繋がっています。
電気ヒータータンク内の圧が強くなった時に、その圧を逃がすためのバルブが常に開いた状態。
そのためにとめどなく水が流れ落ちていました。
応急処置として、1の水のパイプにある止水栓を閉め、バルブ前の水の供給を止めて、2から出る排水も止めました。
音も止まり、当然ながら床への排水もなくなりました。
この状態でオーナーさんにご連絡して、修理依頼(弊社では自社での電気ヒーターの取り替えは行っておりません)。
おかしいな?と感じる人の五感を大切にして、不具合箇所を見つけた一例です。
異臭、変色、騒音など、おかしいな?と思えることがありましたら、まずは不具合を疑ってみましょう!
お住い不具合相談・修理
お住い不具合相談・修理
修理の最低請負料金=140ドル(諸条件により加算)
修理作業なし、ご相談のみの出張=90ドル(セントーサ島やTuas地区は、1回につき別途費用+90ドル)
ビデオコールでのご相談(30ドル 前金)