お家の水道管の各処に設置されている止水栓(バルブ)ですが、取替が必要なケースがあります。
要取替の最たるものは、不具合による水漏れです。
経年劣化
長年設置されたままの止水栓は、どうしても経年劣化は避けられません。
人が老化するの同様に、ものにも寿命と言うものがあります。
写真の止水栓は洗濯機部分に設置されてあるものですが、約10年にして水漏れが生じました。
同種の止水栓を入手して交換しました。
小さな止水栓(よくキッチン、洗面台、便器などに使用)されているものは、水漏れのみならず、レバー材質の経年劣化が見られます(レバーを動かそうとすると動かずに、力を入れると折れてしまうなど)。
シンガポールでは、止水栓内部の部品を入手して修理するよりも、止水栓そのものを付け替えるのが通常です(部品入手が困難なため/総取り替えの方が安いため)。
初期不良
実は止水栓は設置時のみならず、その後もレバーを動かした形跡もないものがあります(品質チェックなし)。
工場出荷時に最低限のチェックは行われているとは思うのですが、何故か現実には不良品が存在します。
弊社は、まとめ買いをした後には必ずレバーを動かして作動チェック、そして工事には複数同じ止水栓を持参します。
取替時作業について
- 止水栓の先につながっている配水管を取り外す。
- 水の元栓を閉める(エレベーターホールのWaterと書かれてあるドアの中に、その階のユニットの水供給パイプと止水栓あり)。
- 濡れてはいけない箇所の場合には、バケツを準備して、取り外す止水栓の下において準備。
止水栓を外した時にうまくバケツで水を受けるように - 古い止水栓をはずして、新しいものを取りつける。
狭い場所はレバーが動かせるように設置すること(レバーをつけたままだと壁が邪魔してうまくいかない箇所では、レバー自体を外して設置して、止水栓設置後にレバーを元に戻します)。 - 元栓を開けて、水漏れがないか?レバーが正常に動くか?確認する。
止水栓の有無と設置について
蛇口やトイレ便器の水供給の配水管には、止水栓が設置されているのが通常です。
設置されているには意味があります。皆さまのお住いのご自宅ではいかがでしょうか?
設置の有無を確認しておくと、何かあった時に慌てずに対処できます。
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お住い不具合相談・修理
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修理の最低請負料金=140ドル(諸条件により加算)
修理作業なし、ご相談のみの出張=90ドル(セントーサ島やTuas地区は、1回につき別途費用+90ドル)
ビデオコールでのご相談(30ドル 前金)